「今日の夕飯は何にしよう…」
毎日の献立を決めるのって、悩みますよね。家族に聞いても、「なんでもいい」などと言われ、結局決まらないことも。
本記事では、献立が決まらない時のメニュー決めアイデア5選を紹介します。
今晩、何食べよう?とお悩みの方は参考にしてくださいね。
実は家事の中で献立決めが1番大変!
あるアンケート調査によると、家事の中で1番大変なのが献立決めだという結果が出ています。
参考サイト:https://www.nichireifoods.co.jp/media/16834/
調査自体は別のものになるのですが、実は30年後の2020年にも、同じように献立を考えるのが一番の悩みという結果が出ています。
これは、人が何かを決めるということに一番エネルギーを使っているから。
人は、大小さまざまな決断を下していて、多い時で1日に3万5,000回以上なにかを決めて生活しています。
何かを決めるには、調べて・比較して・考えて…、ようやく決めるんですから、疲れますよね。
そんな風に疲れてしまわないための、献立きめのポイントをこれからご紹介していきます。
夕飯のメニュー決めのポイント
夕飯のメニューに悩んだら、何を基準に決めたらいいのでしょうか。
献立決めのポイントは、次の5つです。
- 食材×ジャンル
- 忙しい日は一汁一菜
- 栄養バランスは彩り意識で
- 時短で楽するならワンプレート
- 鍋・ホットプレートなど団らん簡単メニューも活用
詳しく説明します。
①食材×ジャンル
夕飯のメニューに悩んだら、メインになる食材とジャンルの組み合わせで献立を決めましょう。
とりあえずメインのおかずが決まれば、夕飯の格好はつきます。
そのためには、肉・魚・野菜・その他からメインになる食材を選び、どのジャンルで調理するか決めると、選びやすくなりますよ。
表にまとめるとわかりやすいかも。
ジャンル メインの食材 | 和食 | 洋食 | 中華 | イタリアン |
肉 | 生姜焼き | ポークチャップ | 油淋鶏 | ピカタ |
魚 | 煮魚 | ムニエル | 中華風からあげ | 香草焼き |
野菜 | 揚げ浸し | ワイン煮 | 八宝菜 | カポナータ |
その他 | 揚げ出し豆腐 | 洋風炒り豆腐 | 麻婆豆腐 | ピザ |
一例をあげてみました。
こんな感じでメインの食材×ジャンルを決めていくと、献立が思い浮かびやすいですよ。
②忙しい日は一汁一菜
献立を決めるときに、品数をたくさん考えていませんか?
確かに品数が多い方が、見栄えもいいし、大体の人がイメージする食卓って3品くらいはありますよね。
ですが、品数が増えれば、その分決めるのも大変になります。忙しい時には品数を減らして、メインのおかずと主食、汁物の一汁一菜のスタイルにしましょう。
メインに肉や魚を持ってきたら、汁物で野菜をとるようにすれば、栄養バランスもOK。
これが一番簡単に決められるかも!
③栄養バランスは彩り意識で
栄養バランスが気になる人は、色味で料理を考える方法もあります。
基本的に料理は「赤・黄・緑・白・黒」の5色が入っていれば、栄養のバランスが取れると言われています。
今日作ろうと思っているメニューに、この5色が入っているのか考えてみましょう。
もし、入っていない色があれば、その色を使って副菜を作っていきます。
自然と副菜が決まって、栄養バランスもとりやすくなりますよ。
④時短で楽するならワンプレート
忙しい時には、ワンプレートにするのも献立決めが楽になります。
例えば、カフェ風にまとめるのもいいですが、丼や麺類にしてもワンプレート♪
手抜きに見えないように、使っている食材を増やして、見た目を鮮やかにすればOKです。
洗い物も少なくてすむし、調理工程も楽になるので一石二鳥ですよ。
⑤鍋・ホットプレートなど団らん簡単メニューも活用
鍋やホットプレートなどを使ったみんなで囲むメニューも、献立が決まらない時にはおすすめです。鍋なら食材を切って入れるだけ、ホットプレートなら調理している時でさえイベントのような特別感が感じられます。
普段フライパンで調理するものも、ホットプレートにすれば、家族でわいわいと楽しめますよ。
献立決めに疲れたら…
献立決めに疲れた時にも、決めるためのアイデアがほしいですよね。
疲れてしまったら、次の4つの方法を試してみてください。
- お惣菜・冷凍食品の活用
- レトルト調理
- 定番の料理をルーティン化する
- いつもの料理の調味料だけ変えてみる
詳しく説明します。
お惣菜・冷凍食品の活用
献立決めに疲れてしまったら、お惣菜や冷凍食品を活用しましょう。
毎食手作りしなくても、大丈夫です。
最近の冷凍食品は味や見た目もバリエーションが増えていますし、お惣菜だってお皿に移して出せばママが作ったと言ってもいいくらいの見栄え。
いつもと違う料理を取り入れるくらいの気持ちで、お惣菜や冷凍食品を使ってみましょう。
もしかしたら意外と家族から好評になって、定番料理に昇格するかもしれませんよ。
レトルト調理
献立を決めるのに疲れたら、レトルト調理もおすすめです。
レトルト調理は、いわゆる〇〇の素ってやつです。
我が家でよく使うのが麻婆の素で、豆腐以外の野菜を入れたり、炊き込みご飯の調味料にしたりと重宝しています。
味は美味しいと決まっているので、失敗する可能性は限りなく低い調理法です。
定番の料理をルーティン化する
定番の料理をルーティン化することも、献立決めが楽になる方法です。
色々と考えるのが面倒!という方におすすめなのが、メニューを固定してしまうことです。
海上自衛隊が金曜日にカレーを作るように、何曜日は〇〇とメニューを固定してしまいます。
固定メニューなら、もう献立に迷うことはありません。
いつもの料理の調味料だけ変えてみる
メニューを固定にすると、毎日の食事がマンネリ化することも。
そんな時には、いつもの料理を調味料だけ変えて、アレンジしてみましょう。
我が家は、いつもは塩こしょうだけで仕上げるチキンソテーに、時々オリジナルのタレをつけて、見た目も変えた料理として出すこともあります。
カレーだって、醤油味にすれば肉じゃがだし、コンソメで煮たらポトフになります。
ちょっとした味変でも、イメージがガラッと変わってマンネリ打破できちゃいますよ。
献立決めにおすすめのアプリ
献立決めにお悩みの方に、実はおすすめのアプリがあるんです。
それがこちら。
- me:new
- DELISH KITCHEN
- クラシル
- E・レシピ
- 今日の献立
詳しく説明します。
me:new
「me:new」は、AIが献立作りから買い物リストの作成までやってくれる便利アプリです。
1週間の献立を一気に作ってくれ、その通りに買い物・調理をするだけの、時短と効率化を図れますよ。
レシピや買い物リスト・献立も共有できるので、家族みんなで家事を分担できます。
特に時短レシピが充実しているので、忙しいママにおすすめのアプリです。
DELISH KITCHEN
動画でわかりやすくレシピを紹介してくれることで有名な DELISH KITCHEN。
単品の紹介だけでなく、家にある食材から毎日の献立を自動で提案してくれる機能があるんです。
無料の場合は献立メニューで提案してくれるバリエーションが少なくなりますが、それでも一品料理に絞って献立を考えるなら、十分に活用できます。
クラシル
スーパーのお得情報と合わせて献立を決められる「クラシル」。
こちらも約1分の動画にまとめられたレシピ紹介なので、初心者でも手順がわかりやすくなっています。
アプリの中で自分で献立を作るメニューがあり、主菜・副菜。汁物を順に選ぶだけで、その日の献立が完成します。
主菜に合わせたものをピックアップしてくれますが、もし気に入らなかった場合は再検索もできるので、料理のアイデアが欲しい人におすすめです。
E・レシピ
プロが作る献立をうちで再現できるのが、「E・レシピ」です。
365日分の違った献立が載っているので、その中から直接選んでもいいし、他のレシピを検索して自分で入れ替えることもできます。
プロならではの調理法も載っているので勉強になりますよ。
きょうの献立
キッコーマンが提案する、旬やトレンドを取り入れたレシピが豊富に揃っているアプリ。
おすすめ機能で、あなたの好みのレシピを選んでくれるので、献立決めがはかどりますよ。
レシピの栄養素や、献立の栄養バランスや野菜量も教えてくれるので、食事の栄養バランスを気にしている方にピッタリ!
まとめ
献立を決めることは、実は家事の中のお悩みNo. 1だったんですね。
確かに毎日のことなので、だんだん疲れてきます。
そんな時には、今回ご紹介した献立決めのポイントや、便利アプリを使って少しでも楽をしていきましょう。