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保育園連絡帳の役割と使い方:保護者と保育園のコミュニケーションの基本

保育園に通うようになると、毎日書くのがちょっと面倒という人もいるのが『連絡帳』

でも、実は連絡帳ってとっても大事なものなんですよ!使い方によっては、保育園とのコミュニケーションがものすごくスムーズになります。

本記事では、保育園の連絡帳の役割と使い方についてご紹介します。
毎日書くのが面倒だなと思っているママさんは、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

保育園連絡帳の重要性

そもそも保育園の連絡帳はなぜ重要だと言われているのでしょうか。

その理由は、次の3つの役割をはたしているからです。

  • 情報伝達
  • 子供の健康管理
  • 日常の進捗報告

詳しく説明します。

情報伝達

保育園の連絡帳には、保護者に情報を伝える機能があります。
育児の悩みを相談できるところとして、親や先輩ママなどをイメージする人も多いですが、保育士さんも子供のプロ。

連絡帳に「こんなことがあった」「これって普通なの?」と相談すれば、返事をくれたり、直接話す機会を作ってくれたりします。

保育のプロに相談できるのは、ママとしても安心ですよね。

子供の健康管理

保育園の連絡帳には、子供の健康管理の役割もあります。

それぞれママが見ていた時間と、保育士が見ていた時間の子供の様子を記入する欄がありますよね。

例えば、「昨日の夜は寝つきが悪く、何度か夜中に起きている」とか、いつもと違ったところを書いておくと、保育士さんも気をつけるところが明白になります。子供の体調変化が起きても、適切な対応をするために必要な情報交換をしているんですね。

日常の進捗報告

日常の進捗報告も、連絡帳のはたす役割の一つです。
特に子供が小さいうちは、成長過程でできるようになることもたくさんあります。

例えば、「今日は、〇〇ちゃんと一緒に遊んでいました」「今日から、トイレトレーニングをスタートしました」など、保育園と保護者とで情報交換します。

こうすることで、保育所側は今後の保育方針を決められ、保護者は園での様子がわかりますよね。

子供の成長を確認できるのが、連絡帳の上手な使い方です。

連絡帳の基本情報

連絡帳には、それぞれ保護者が書く欄と、保育士が書く欄があります。

保育園や子供の年齢によっても記入する内容は違いますが、書く内容は次のものになります。

  • 家庭・保育園での様子
  • 連絡事項
  • 食事について
  • 排便・睡眠の記録
  • 健康状態の記録

これらの記録をお互いにつけることで、情報交換ができ、子供の健康や成長を確認できるでしょう。

家庭・保育園での様子

家庭や保育園での様子は、それぞれ保護者・保育者との連携が取れ、子供の状態を共有できます。

ちょっとした変化や気になることも、育児にとっては大切な情報のこともあるので、保護者からの情報はどんなことでも伝えておくといいでしょう。
例えば、「今朝は起きる時に珍しくぐずりました」「食欲があって、〇〇も食べました」など、体調などの変化を確実に伝えます。

保育士とじっくり話す機会はそれほど多くはないので、連絡帳を活用しましょう。

連絡事項

連絡帳には、家庭からの連絡事項も書きます。受診予定やお迎え時間の変更なども、記載しておくと伝え忘れがなく安心です。

「風邪気味なのでお迎え後に受診します」「今日は夕方に祖父母のうちにいくので、◯時頃に迎えにいきます」などと書いておくと、伝達漏れがあっても安心です。

特に受診や予防接種など体調管理に関する連絡は、忘れずに記入しましょう。

食事について

連絡帳には、食事について記載する欄もあります。子供の年齢によって書く内容は変わってきます。

乳幼児の場合は、離乳食の関係もあるので食事の内容まで細かく記載しますが、2歳になるころには完全食となるので食べた量の記載のみに。

家庭の食生活を知られることに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、食べ物は健康に直接関わってくる問題です。

子供は出した食事を全て食べてくれるとは限りませんし、保育者は好き嫌いが多い時期があることも理解しています。

食事量が少ないと体調を崩す可能性が高いことや、乳製品が多いとお腹を下す可能性があることを考慮しながら、保育士は子供達の体調を観察していますよ。

排便・睡眠の記録

排便や睡眠の記録も、連絡帳に記載する大事な情報の一つです。

例えば便の状態は子供の健康状態をはかる大事なバロメーター。回数や時間、量や形など、場合によっては便秘や消化不良などの体調悪化の可能性も考えられます。

睡眠は、全部で何時間寝ているのかも大切ですが、寝ている間に何度も起きていたり、寝つく時間が遅かったりなどしても、体調や機嫌が変わります。

保護者からの情報も大切ですが、園からの情報も家庭で様子をみるために必要な情報なので、しっかり伝えましょう。

健康状態の記録

ここまでの記載でも健康状態はわかるのですが、このほかに体温や機嫌の良し悪しを記載します。
子供は健康状態が悪くても、自分で話せないことが多いです。

でも、機嫌が悪い時には、どこか不快感があると考えられるので、体調不良を疑ってかかれます。検温でも明らかに熱がある場合は登園を断られることもありますが、微熱程度であれば受け入れして様子をみてくれるケースも。

この時の体調管理をするための一つの目安になるので、体温や機嫌などもしっかりと伝えましょう。

連絡帳の使い方のコツ

連絡帳は、保護者と保育者のコミュニケーションツールであり、子供の成長記録にもなります。

ですが、自由記載のところは、毎日何を書こうか悩むところでしょう。そんな時には、書くポイントを整理しておくといいですよ。

  • 子供の体調や期限などを記録
  • 子供の日記風に書いてみる
  • おもしろエピソードを書く
  • ママの気持ちを書く(子供自慢や不安など)

もし、文章が苦手!という方は、箇条書きで書いたり、イラストで描いてもOK。
もちろん書く人だって、ママだけでなくパパでもいいんです。

保護者からの内容は、基本的には自由なので、ご家庭で書きやすい方法を試してみましょう。

トラブルシューティングと対処法

保育園の連絡帳でよくあるトラブルは、情報間違いと連絡帳の消失です。

保育園にはたくさんの子供が通っていて、保育士さんは子供達が寝ている時間だったり、外遊びで他の先生がみていたりする時間に書いています。短時間で見てお返事を書いているので、時には他の子供の内容を間違えて書いてしまうこともあるでしょう。

もし「これは違う子の話では?」と思う内容であっても、慌てずに連絡帳で相談するのがいいですよ。

何度も続くようならクレームの電話も考えたいところですが、1度や2度の失敗は誰にでもあるものです。
また連絡帳は、ご家庭で無くなるケースもあれば、保育園で無くなることもあります。

もし無くなったとしても、慌てる必要はありません。

無くした場所を探せば出てくるものなので、ひとまずは別の連絡帳を園に準備してもらい、出てくるまではそちらで連絡を取り合いましょう。

まとめ

保育園の連絡帳は、保護者と保育園をつなぐ大切なコミュニケーションツールです。
やり取りを繰り返すことで、信頼関係が生まれ、安心して子供を預けられ、園では子供の成長を適切に手助けできます。

本記事で紹介した書き方のポイントを参考に、毎日の連絡帳のやり取りを楽しんでいきましょう。

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この記事を書いた人

フラッグユーミーの編集室です。
ママのあるあるや子育てに寄り添うテーマで記事を書いています。

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