冬は寒くなったり、雪が降ったりと外に出る機会が少なくなりやすい季節です。
小さいお子さんがいるご家庭では、室内でどう楽しく過ごしてもらおうか悩みのタネに…。
そこで本記事では、冬におすすめの室内遊びをご紹介します。
冬場の室内遊びのアイデアにお困りのママはぜひ参考にしてくださいね。
おすすめ室内遊び5選
冬の室内遊びは、スペースも限られてついついテレビゲームなどになりがち。ですが、アイテムや遊び方の工夫で、室内でも十分に頭と体を使った遊びができます。
ここでは、室内遊びのアイデアを5つ紹介していきます。
- 玉入れ
- お絵描きパンケーキ
- 手作り砂場
- ボードゲーム
- 椅子取りゲーム
玉入れ
玉入れは、アイテムや遊び方の工夫で、室内でも安全に遊べる遊びのひとつです。
傘をひっくり返して吊るしたり、段ボールをゴールに見立てたりして、ボールや風船などを入れていきます。点数制にするとさらに盛り上がりますよ。
ゴールのデザインやルールも子供に決めさせると、思いがけないアイデアが広がります。玉入れは力一杯投げればいいわけではなく、狙いを定めるので身体能力や集中力が養われますよ。
ボールや風船がなければ、家にあるものをボールに見立ててもOK。ハンデをつけて家族みんなで楽しめる遊びです。
お絵描きパンケーキ
ホットプレートを使って、お気に入りの絵が描かれたパンケーキを作ってみるのはいかがでしょうか?ココアを混ぜた生地とプレーンの生地を用意して、ココア生地で線を描き、プレーンの生地で全体を埋めていきます。
食紅などを使うと様々な色が作れるので、絵が得意という方におすすめの遊び。かわいいパンケーキに子供も大喜びです。
手作り砂場
粘土遊びや砂遊びが好きなお子さんには、家の中に砂場を作ってみては?
実際に砂を持ってくるのは片付けが大変ですが、ウチにあるたった2つの材料で安全な砂を手作りできます。
材料は、小麦粉とベビーオイル。これを大きめのプラスチック容器に入れて、混ぜるだけでだんだんと砂のような感触になり、さらさら〜ギュッと握った感覚まで楽しめます。
砂遊びは指先のトレーニングや創造力も高めてくれるので、ぜひ取り入れたい遊びですね。ただし小麦粉は長く保存できないので、3日をめどに作り替えるようにしましょう。
ボードゲーム
昔ながらのボードゲームも子供の考える力や決断力を育んでくれる遊びです。
勝敗のあるゲームは感情をコントロールする方法を学べます。双六や人生ゲーム、外国のボードゲームなどたくさんの種類から選べます。
お子さんの年齢に合わせたものを取り入れましょう。
椅子取りゲーム
丸く並べた椅子の周りを音楽に合わせて歩き、止まったら座る。座れなかった人が負けで、徐々に椅子を減らして行うゲームです。
椅子がない場合は、座布団やクッションなど座る場所の目標があればOK。
人数が多い方が盛り上がりますが、少ない時にはぬいぐるみを使って、座れない席を作っても面白いですよ。
冬の室内遊びで注意すること
冬の室内遊びをする際に注意したいことは、次の3つです。
- 室温や湿度の調整
- 十分なスペースの確保
- 目の届く範囲で遊ばせる
詳しく説明します。
室温や湿度の調整
冬の室内は暖房を使いますが、幼児は体温調整が苦手なので、室温を上げすぎたり厚着をさせすぎたりすると発熱や脱水症状を起こすリスクがあります。
冬場の室温の目安は、20〜23℃です。外気温が低い日は、暖房で室温を調整して、衣服は薄めにします。
エアコンを使うと空気が乾燥しがちになるので、加湿器などを使って、湿度も50%ほどに保ちましょう。
十分なスペースの確保
子供を遊ばせる際には、体を動かすための十分なスペースが必要です。室内でも走り回ったり、ぶつかって転んだりしないよう、周辺の環境を整える必要があります。
さらに、冬は廊下などに結露が発生して、転びやすくなっていることも。怪我の原因にもなるので、こまめに拭き取ったり、マットを敷いたりして転倒や怪我を防ぎましょう。
目の届く範囲で遊ばせる
子供は特に大人が予想しない行動をとることがあります。目の届く範囲で遊んでもらうのが、1番安心です。ですが、長時間になるとずっと見ているのは難しいでしょう。
怪我をしないよう家の中の環境を整えるとともに、遊びも区切るなどして安全に遊べるようにしたいですね。
冬に室内で遊ぶポイント
冬に室内で遊ぶ時のポイントは、次の3つです。
- イベントに合わせた遊びを
- 体を動かせる遊びを
- 室内遊びができるスポットへ出かけることも
詳しく説明します。
イベントに合わせた遊びを
冬に室内で遊ぶなら、イベントに合わせた遊びを取り入れるといいです。子供は遊びから生活習慣を吸収するのが早いです。ですから、遊びに季節感を取り入れることで、感情や日本の季節感の感覚が育まれていきます。
冬のイベントに合わせ、クリスマスや正月の飾りの準備、節分のお面づくりやバレンタインのお菓子づくりなどもおすすめです。季節感を感じる遊びは、子供の心が豊かになりますよ。
体を動かせる遊びを
成長段階の子供は、適度な運動を取り入れることで丈夫でバランスの取れた体になっていきます。たくさん運動している子供は、健康的で心も豊かに育ってくれるでしょう。
寒いからと温かい部屋にこもっていては、運動量も少なく、かえって風邪を引きやすい子供になるかも。室内でも体を動かせるように、遊びを工夫しましょう。
室内遊びができるスポットへ出かけることも
今回紹介した室内遊びは、少ないスペースでも遊べるものをご紹介しました。ですが、室内遊びは自宅以外の施設でも楽しめます。例えば室内アスレチックや遊園地などもあるでしょう。児童館や公共施設の一部でも無料で利用できる室内遊戯場はあります。
こういった施設は、スペースを気にせず、思いっきり体を動かせるので、たまには出かけてみるのもおすすめ。気分転換にもなり、子供も刺激を受けるはずです。
まとめ
冬は寒いからと室内にこもりがちになりますが、アイテムや遊び方の工夫で、室内でも頭や体を使った遊びができます。
本記事で紹介した遊び方を参考に、冬の室内遊びをお子さんと一緒に楽しみましょう。