緑がある暮らしって憧れませんか?「ウチには庭がないから…」そんな心配は無用です!
戸建て住宅はもちろん、マンションのベランダも、工夫次第で素敵なガーデニングスペースになります。
本記事では、バルコニーガーデンのコツを紹介します。おしゃれなバルコニーにしたいなら、ぜひ参考にしてくださいね。
バルコニーガーデニングのメリット
バルコニーガーデニングのメリットとは、どんなものがあるのでしょうか。主なメリットは次の3つです。
- コンパクトな空間で育てやすい
- 目隠しや日除けになる
- 親子のコミュニケーションの時間になる
詳しく説明します。
コンパクトな空間で育てやすい
バルコニーガーデンのメリットは、コンパクトな空間で育てやすいということです。庭となるとある程度の大きさがあり、手入れをするにも多少時間がかかります。ですが、それよりも空間が狭い空間ならお手入れにかかる時間も手間も少なくてすみます。
まずは小さく始めたいという方におすすめのガーデニングです。
目隠しや日除けになる
2階のベランダやマンションの低層階は、周辺の建物からの視線も気になりますよね。常にカーテンを閉めていては部屋が暗くなりますが、背が高めの植物やグリーンカーテンにすると、外の景色を見るのに邪魔にならない自然な目隠しができます。
夏には直射日光を上手に遮り、日陰をつくってくれるので、冷房効率も上がりますよ。
親子のコミュニケーションの時間になる
バルコニーガーデニングは、お子様も一緒に参加しやすいので、コミュニケーションの時間になります。ガーデニングと言ってもお花しか育てられないわけではなく、プランターで育てられる野菜も数多くあります。
もしお子さんに苦手な野菜があっても、一緒に育てることで野菜が食べられるようになるかも。水やりなどお手伝いの習慣もつくので、おすすめです。
知っておきたいバルコニーガーデニングの注意点
バルコニーガーデンを始めるにあたって、知っておきたい注意点があります。それは次の4つです。
- 落下や飛び散りに注意する
- 排水溝を塞がないように
- 周りを気にして
- 避難経路の邪魔になっていないか注意
詳しく説明します。
落下や飛び散りに注意する
バルコニーガーデニングでは、特に落下や飛び散りに注意が必要です。高低差をつけたいと置いてみたプランターが手すりの隙間から落ちてしまったり、手すりの外側にプランターを吊り下げたものがそのまま落ちてしまうケースもあります。落ちた先に人がいては怪我の元です。まずはプランターが落ちないレイアウトを考えましょう。
また、マンションなどでは風が強い日などに枯葉や土が周辺のお宅に飛んでいく可能性もあります。枯葉は早めに回収し、土が飛ばないような工夫が必要です。
排水溝を塞がないように
水やりをしていると、少量ではありますが鉢底の穴から水と一緒に土も流れ出てきます。また枯葉が排水溝に溜まっていることもあり、定期的に掃除をしないとつまりの原因に。
マンションの場合は、排水する溝が隣家と繋がっているので、水が溢れるとお隣さんにも流れ込むこともあります。トラブルにならないよう、排水溝はマメに掃除しましょう。
周りを気にして
ベランダでの水やりは、外の空間への配慮が必要です。水やりをする際に、柵の向こう側まで水をまいてしまう可能性もあります。通行人がいたり階下の人が洗濯物を干していたりすると、飛び出した水がかかってしまうかも。
また、においのある薬剤や肥料を使うこともあるのでしょう。もしかしたら、周辺の方には不快なにおいかもしれません。もし使う必要があるなら、事前に周辺の方に声をかけておきましょう。
避難経路の邪魔になっていないか注意
マンションの場合、多くのベランダが共用部分扱いとなり、使用方法に規約があります。管理規約でどんな規制があるのか確認しておきましょう。
また、マンションのベランダは、緊急避難用の避難ハッチや隣のベランダにつながる破り戸があります。避難経路になっている場所を塞いでしまってはいけないので注意しましょう。
ベランダを広くおしゃれに見せるコツ
ベランダにただ植物を置いて狭く見えるのは、オシャレじゃないしイヤですよね。そこで、広くおしゃれに見えるバルコニーガーデニングのコツを3つご紹介します。
- 部屋から見える一部をガーデニングスペースに
- 床が見える置き方をする
- 立体的に見せる
部屋から見える一部をガーデニングスペースに
バルコニーガーデンのレイアウトは、室内からの見た目を意識するのが基本です。ですが、初心者がいきなりバルコニー全体を考えることは難しいこと。なので、まずは部屋のよく座る位置から見える部分に絞ってレイアウトしてみましょう。
この時、ただ床にプランターを並べるだけでは見た目が寂しくなります。空間をレイアウトするときは平面でとらえずに、高低差や奥行きをプラスして変化をつけるとgood!
バルコニーの出入り口に大きなプランターを置くと、存在感が強すぎて他のものに目がいかなくなります。また圧迫感を感じ、ベランダが狭くなった感じがするので、手前には背が低い植物や抜け感がある葉のものを選びしょう。
床が見える置き方をする
ガーデニングに慣れてきたら植物の種類も増やしていきたいですが、ただ増やせばいいというものではありません。新しい植物を追加する際は、高低差や奥行きのバランスを意識しながら、上手に床を見せる置き方をしましょう。
というのも、床が見える面積が増えると、直置きよりもベランダが広く見えるんですね。おすすめはスチール製のスタンド。丈夫だけど床の見える面積も確保できるので、空間のアクセントになります。
また、雰囲気作りがしたいならエアコンの室外機に木製のカバーをつけるとgood!木目調で揃えるとカントリー感が出て、室外機の無骨感を軽減してくれますよ。
立体的に見せる
床のレイアウトが整ってきたら、今度はさらに縦にガーデニング空間を伸ばしていきます。ベランダの手すりや壁を使えば、さらに立体的なガーデンスペースになります。
初心者が手軽に始めるなら、手すりに引っ掛けられるタイプを選びましょう。ベランダ以外のところに飾りたいと思ったら、ガーデニング用のフェンスやスタンドを使うと簡単に飾れます。ウッド調ならよりナチュラルに、ワイヤーやステンレスを多く使うとスタイリッシュなバルコニーになります。作りたいイメージに合わせてアイテムを選びましょう。
まとめ
バルコニーガーデニングは、小スペースで手軽にガーデニングを始めたい方におすすめの方法です。ベランダをおしゃれ空間に整えるガーデニングのコツも紹介しました。
ぜひ本記事を参考に、おしゃれなベランダを室内から楽しみましょう。